M.Tさん53歳。大学卒業後,大手光デバイスメーカーに就職。光部品およびモジュールの開発を担当。
1999年に外資系デバイスメーカーからヘッドハンティングされ最初の転職。光小型デバイスや生産設備用光学系の開発を行なう傍らマネージャーとしても活躍。2015 年,2度目の転職時にオプトキャリアを利用。米国の光学機器メーカThorlabs Inc. の日本法人ソーラボジャパンへ就職する。
光業界に圧倒的な実績。
転職サービス「オプトキャリア」その強みとは!?
人手不足が言われているが,自分のキャリアを活かしつつ,新たな方向性を目指す転職となるとそうそう簡単ではない。
大手の転職サービスでは年齢,経験などの客観的データに基づいて多数のクライアントからマッチングを行なうが,その場合,企業や経営者の性格,職場の雰囲気と言ったデータに現れない指標は見落とされることが多い。
その点,オプトキャリアは母体であるオプトロニクス社が月刊誌の広告や展示会事業の営業を通じて培った業界のコネクションをフルに活用し,個人の適性と会社の相性をきめ細かくフォローしながら紹介を行なうため,転職後の定着率の高さにも評価が高い。
ここではオプトキャリアを実際に利用した転職経験者にインタビューを行ない,その感想を聞かせて頂いた。
インタビューを受けて頂いた方
今回二度目の転職だったそうですが,活動期間はどのくらいでしたか?
M.T:前の会社を辞めてからは1 か月くらいです。実は転職を考え始めたとき,まずは大手の転職サービス会社に登録しました。色々と情報は頂いたのですが,年齢のせいもあってかあまりいい話はありませんでした。
前の会社では最後の方は生産設備装置の仕事をしていたので,それなりの人たちともコネクションもあります。本来はそのキャリアを活かして生産設備装置業界で転職すれば話は早いのですが,今回は違う仕事をしたいと希望していました。
でも大手の転職サービスはそういった要望は中々聞いてくれないんですよね。経歴書の字面だけで紹介企業を決めてしまというか…。転職サービスには数社登録していたと思いますが,結局らちが明かなくて半年以上放っておいていました。そうこうするうちに前の会社を辞めてしまって少し焦っているところに,たまたま登録したオプトキャリアさんから連絡を頂いたというわけです。
すぐに「会いませんか」と言われて食事をしながら話をさせて頂きました。そうしたらやっぱり光学業界のことをよくご存じなわけです。会社の中の人や社風まで良く知っていらっしゃる。僕みたいな人間ならこういうところが良いんじゃないかとか,ここの社長さんはこういう人だとか。話をさせて頂いて,もう他のサービスはいいやと(笑)。他の光学専門の転職サイトにも登録していましたが断りました。
そして紹介されたのが今の会社なのですが,新たな職種に対する私の不安を察してくれたのか,なんと一週間ほどアルバイトさせてくれたんです(笑)。聞いていた通り肩ひじ張るようなタイプの社長さんではなく,「試しに一週間くらいやってみる?」という感じでした。
オプトキャリア(以下OC):ソーラボジャパンの社長に「こういう人がいます」とメールしたら1時間もしないうちに「すぐに面接したい」と連絡が来たんです。この 社長がこう言うときは,ほとんど来てもらいたいと決めているときです。Tさんに入社してもらうにはどうしたらいいかと考え,「それまでと環境が大きく変わることに多少不安を持っていらっしゃるので,一週間くらいアルバイトをして頂いたらどうでしょうか」と提案したところ,それじゃそうしようという話になったんです。
M.T:そうだったのですか(笑)。今の仕事はお客さんの悩みや問題を聞いてそれに対する解決を提案したりする営業技術です。前職とはたいぶ感覚が違うので不安もあったのですが,実際にアルバイトに行ってみたことで,「なんとかやれるのでは?」と感じることができました。
アルバイトは一週間の約束でしたが,2日か3日目くらいには「ここにしよう」と決めていました。この会社にはオプトキャリアを使って入社した人が何人かいるのですが,誰も辞めていないというのも励みになりました。
今回は何社くらいの提案がありましたか
M.T:オプトキャリアから提案して頂いたのは5社くらいです。ソーラボジャパンについては,「今までより小さな会社ですが,社長も研究者上がりなので一度話を聞いてみたらいかがですか」という感じでした。転職サービスによくある「この会社にしなさい」といった営業的な押しは感じなかったですね。
OC:我々は「この会社のここが良いんです」とは言いません。「こういうところが面白いんじゃないですか?」と尋ねて反応を見ます。それと,会社に勤めながら転職活動をする人にまず言うのは,「まだ会社を辞めちゃダメ」ということです。転職の意志が固いときでも,次の会社を決めすに辞めてしまうと焦ってしまって,選択の余地もなく就職先を決めてしまい,結局また転職活動をすることになるからです。
特に大手に努めていらっしゃる方には,「もしかしたら辞めない方が良いですよ」と言うこともあります。上司と気が合わないとかいう理由で転職を考える人もいるのですが,「貴方のいるような会社ならば,部署の変更願いでも出したらどうですか?」と聞きます。それならば同じ条件でやっていけるわけですから。辞めないことをまず考えて,「どうしても辞めるのであればまた言ってください」と言います。
M.T:そうですね。オプトキャリアさんは無理に決めに行こうという印象がありませんでした。年齢のこともありましたし,今の言葉はすごく重要なんだと思います。
転職されて生活は変わりましたか
M.T:前の会社は昼も夜も無いようなところでしたが,今の会社に入って家族と過ごす時間が増えました。そういえば料理をするようになりました。早起きもするようになりましたし,生活に彩がでました。お陰様でいい会社に行けたと思っています(笑)。